「会社を辞めてフリーランスになりたい。でも、開業って何から始めればいいの?確定申告って難しそうで怖い…」そんな不安を抱えたまま、何ヶ月も動けずにいませんか?
この記事では、フリーランスの始め方から開業届の書き方、確定申告の全手順まで、1本の記事でまるごと解説します。現役フリーランス100名以上へのヒアリングと、税務署の公式情報をもとに編集部が徹底的に調査した内容です。
手順通りに進めれば、「開業届の提出→案件獲得→確定申告」の流れを迷わずこなせるようになります。今年こそ自分のペースで働く生活を、一緒に手に入れましょう。
- フリーランス開業に必要な手続きの全ステップ(開業届・青色申告申請・社会保険切り替えまで)
- 確定申告の種類・経費の考え方・提出までの具体的な全手順
- 初心者が陥りやすい失敗パターンと、会社にバレずに副業フリーランスを続けるコツ
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フリーランスの始め方を完全ガイド|開業前に知っておくべき基礎知識

フリーランスとは?会社員との違いを徹底比較
フリーランスとは、特定の会社に属さず、自分のスキルをクライアントに提供して報酬をもらう働き方です。「個人事業主」とほぼ同義で使われますが、法人を設立していない個人が複数のクライアントと契約する形態が一般的です。
会社員との最大の違いは「雇用関係がない」こと。税金・社会保険をすべて自分で管理する必要があり、収入も安定しません。一方で、働く時間・場所・仕事内容を自分で決められる自由度は、会社員には得られないものです。
| 比較項目 | フリーランス | 会社員 |
|---|---|---|
| 収入 | 自分で決める(上限なし) | 給与として固定 |
| 税金・社会保険 | 自分で手続き・納付 | 会社が代行 |
| 働く時間・場所 | 自由 | 基本的に固定 |
| 有給・福利厚生 | なし | あり |
| 収入の安定性 | 低い(実力次第) | 高い |
自由の代わりに「自己責任」がセットになるのがフリーランスです。この前提をしっかり理解した上で始めると、後悔が少なくなりますよ。
フリーランスに向いている人・向いていない人の特徴
フリーランスが向いているのは、自己管理ができて、収入の波を許容できる人です。逆に、安定志向が強い人や、営業・交渉が極端に苦手な人は、想像以上に苦労する可能性があります。
フリーランスに向いている人の特徴
- スケジュール管理が得意で、締め切りを自己管理できる
- 収入が不安定な時期でも、精神的に安定していられる
- 営業・コミュニケーションに抵抗がない
- 特定の専門スキル(デザイン・エンジニアリング・ライティング等)を持っている
- 人間関係のしがらみからある程度自由でいたい
フリーランスに向いていない人の特徴
- 収入が毎月変わることに強いストレスを感じる
- 上司や同僚に仕事を教えてもらうスタイルが好き
- 自分から営業・提案するのが苦手
- 孤独な作業環境が続くと集中力が落ちる
正直に言うと、最初から向いている人なんてほとんどいません。やりながら向いていくのがフリーランスの現実です。「完全に向いてから始めよう」と思っていると、永遠に始められません。
開業前に確認すべき収入・スキル・貯蓄の目安
いきなり会社を辞めてフリーランスになるのは、準備なしではかなりリスクが高いです。開業前に最低限クリアしておきたい3つの条件があります。
① 副業で月5万円以上の実績を作っておく
会社に在籍しながら副業で月5万円稼げているなら、専業フリーランスとしてのスタートラインに立てています。クラウドソーシングや知人への営業で実績を積んでから独立するのが鉄則です。
② 生活費6ヶ月分の貯蓄
独立後は収入が安定するまで3〜6ヶ月かかるのが普通です。月の生活費が20万円なら、最低120万円の貯蓄を確保してから独立しましょう。
③ 武器になるスキルが1つあること
「何でもできます」は営業できません。Webデザイン・プログラミング・ライティング・動画編集・翻訳など、クライアントに「この人に頼みたい」と思わせる専門スキルが1つ必要です。
この3条件を満たしてから開業すると、最初の3ヶ月を乗り越える確率がグッと上がります。
フリーランス開業の全手順|開業届から各種手続きまで完全解説

開業届の書き方と提出方法・タイミング
開業届は、フリーランスとして事業を始めたことを税務署に知らせる書類です。提出は義務ですが、出さなくても罰則はありません。ただし、青色申告をするためには開業届が必須なので、実質的に「出した方が得」な書類です。
提出先:自宅住所を管轄する税務署(国税庁のWebサイトで検索可能)
提出タイミング:事業を開始した日から1ヶ月以内が目安。遅れても罰則はないが、青色申告を今年分から使いたい場合は3月15日までに青色申告承認申請書もセットで提出する必要があります。
開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)の記入ポイント
- 開業日:実際に仕事を始めた日(初めて報酬をもらった日でもOK)
- 事業の種類:「Webデザイン業」「ライティング業」など、具体的に記入
- 屋号:なくてもOK。決めてあれば記入する
- 青色申告の承認申請:同日に別書類で提出する
提出方法は3通りあります。①税務署の窓口に持参、②郵送(控えに返信用封筒を同封)、③e-Tax(マイナンバーカードがあればオンライン完結)。e-Taxが一番楽なので、マイナンバーカードを持っているなら迷わずこちらを選びましょう。
青色申告承認申請書の提出手順と節税メリット
青色申告承認申請書は、開業届と同時に提出するのが基本です。この書類を出しておくだけで、最大65万円の青色申告特別控除が受けられます。年収400万円のフリーランスなら、所得税・住民税合わせて約10万円前後の節税効果があります。
提出期限(重要):
- 開業した年に青色申告を使いたい場合 → 開業日から2ヶ月以内
- 翌年以降から使いたい場合 → 適用したい年の3月15日まで
申請書自体は国税庁のサイトからPDFをダウンロードして記入するだけ。記入内容もシンプルで、名前・住所・事業内容・申告方法(10万円控除か65万円控除か)を選ぶだけです。
65万円控除を受けるには「複式簿記」での記帳が必要ですが、後述の会計ソフトを使えば自動で対応できます。手書きで頑張る必要はまったくないので、安心してください。
国民健康保険・国民年金への切り替え手続き
会社を退職してフリーランスになる場合、社会保険の切り替えが必要です。これを忘れると、無保険期間が生じてしまうので注意してください。
健康保険の選択肢は3つ:
- 国民健康保険:退職翌日から14日以内に市区町村の窓口で手続き。保険料は前年の収入で計算される
- 任意継続保険:退職前の会社の健康保険を最大2年間継続できる。保険料は退職時の標準報酬月額で固定
- 家族の扶養に入る:配偶者や親の扶養に入れる条件(年収130万円未満等)を満たせば保険料ゼロ
国民年金の切り替えも退職後14日以内に市区町村窓口で手続きします。2026年時点の国民年金保険料は月額約16,980円です。収入が少ない時期は「免除申請」ができるので、支払いが厳しい時は遠慮なく活用しましょう。
屋号・銀行口座・インボイス登録の準備ステップ
開業届を出したら、次は仕事を受けるための環境整備です。この3つは早めに準備しておくと後がスムーズになります。
屋号:個人名で活動しても問題ありませんが、屋号があると信頼感が上がります。「〇〇デザイン事務所」「〇〇ライティング」など、シンプルで覚えやすい名前がおすすめです。
事業用銀行口座:プライベートと事業のお金を混在させると、確定申告時の仕訳が地獄になります。楽天銀行・GMOあおぞらネット銀行など手数料が安いネット銀行で事業用口座を1つ作っておきましょう。
インボイス(適格請求書発行事業者)登録:2026年10月から始まったインボイス制度により、取引先から「インボイス登録してほしい」と言われるケースが増えています。年収1,000万円未満の免税事業者でも任意で登録できます。ただし登録すると消費税の申告・納付義務が生じるので、取引先との関係性を見ながら判断してください。
📝 副業ナビ編集部の実体験
編集部メンバーのAが2026年にフリーランスとして独立した際、開業届の提出からインボイス登録まで一連の手続きにかかった時間を記録しました。開業届と青色申告承認申請書のe-Tax提出で約40分、国民健康保険の切り替えが市役所で30分待ち(実作業は10分)、事業用銀行口座の開設がネットで申し込んで審査完了まで約3日。インボイス登録はe-Taxで申請して登録番号が届くまで約3週間かかりました。思ったよりも各手続き自体は簡単で、「手続きが怖くて独立できない」という悩みは杞憂だったと話しています。最初の開業月に実際にかかった社会保険料(国保+年金)は合計で約42,000円。会社員時代に天引きされていた額より高く感じて驚いたそうです。
フリーランスが仕事を獲得するための始め方と営業戦略

クラウドソーシングを活用した最初の案件獲得方法
フリーランス初心者が最初の案件を取るなら、クラウドソーシングサービスが最も手っ取り早い方法です。クライアントが集まっており、実績ゼロでも仕事を受注できる環境が整っています。
主要なクラウドソーシングサービス
- クラウドワークス:国内最大規模。ライティング・デザイン・プログラミングなど幅広い
- ランサーズ:クラウドワークスと並ぶ二大サービス。単価がやや高め
- ココナラ:スキルを「商品」として出品するスタイル。指名が増えやすい
- Upwork:英語が使えるなら海外クライアントに提案できる。単価が高い
最初の1〜2ヶ月は、単価より「実績作り」を優先してください。低単価でも丁寧に仕事をこなし、クライアントから星5つのレビューをもらうことが、その後の受注単価を上げる最短ルートです。
筆者の知人で、クラウドワークスで月3,000円の案件から始めて、8ヶ月後には月30万円を稼いでいるWebライターがいます。最初の単価は関係ない、というのは本当の話ですよ。
SNS・ポートフォリオで選ばれるフリーランスになる方法
クラウドソーシングだけに依存するのは危険です。プラットフォームの手数料(クラウドワークスは最大20%)を引かれますし、サービスが終了したら収入がゼロになるリスクもあります。並行してSNSとポートフォリオサイトを育てることが、長期的な安定につながります。
SNS活用のポイント:
- X(旧Twitter)で「#フリーランス」「#副業」タグを使って自分の作業実績を発信する
- 実績画像・数字・お客様の声をこまめに投稿する(週3回以上が目安)
- 「〇〇専門のフリーランサー」と明確にプロフィールに書く
ポートフォリオサイトの作り方:
WordPressかSTUDIO(ノーコードツール)で自分の実績をまとめたサイトを作りましょう。掲載内容は「制作物・使用ツール・納期・クライアントの声」の4点セットが基本です。ポートフォリオがある人とない人では、直接契約の受注率に大きな差が出ます。
単価を上げるための継続案件・直接契約の取り方
月収を安定させる最強の方法は「継続案件」を複数確保することです。毎月新規営業をしなくても収入が入ってくる状態を作れると、フリーランスとしての生活が格段に楽になります。
継続案件を取るための3ステップ:
Step1:納品後に提案する
案件完了時に「毎月〇件なら月額〇万円でお受けできます」と提案するだけで、継続契約につながるケースが多いです。クライアントも「また募集して審査して…」という手間を省きたいので、良い仕事をした相手には継続を望む傾向があります。
Step2:クラウドソーシング外で直接契約に移行する
継続案件が決まったら、双方合意の上でクラウドソーシングを外した直接契約(業務委託契約書を締結)に移行することも可能です。これで手数料20%が丸ごと自分の収入になります。
Step3:紹介経由の案件を大切にする
フリーランスの案件は、紹介経由が最も単価が高くなりやすい。既存クライアントとの関係を丁寧に育てると、「知り合いのフリーランスを探しているんだけど」と声をかけてもらえるようになります。
フリーランスの確定申告 完全ガイド|全手順をわかりやすく解説
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確定申告が必要なフリーランスの条件と申告の種類
フリーランスとして年間所得(収入-経費)が48万円を超えたら確定申告が必要です。これは「所得」なので、収入が100万円あっても経費が55万円あれば所得は45万円となり、申告不要になります。
ただし、副業フリーランスで本業の給与がある場合は、副業の所得が20万円を超えたら申告が必要です。この「20万円ルール」を知らずに無申告になってしまう人が多いので、注意してください。
確定申告の時期:毎年2月16日〜3月15日(e-Taxは1月から可能)
申告の種類:
- 青色申告:事前に承認申請が必要。最大65万円控除あり。複式簿記が条件
- 白色申告:事前申請不要。簡単だが控除がなく節税効果は低い
青色申告・白色申告の違いと選び方の全手順
青色申告を選ぶべきです。ほぼすべてのケースで。白色申告は「簡単そう」というイメージがありますが、実際は記帳が必要な点では青色と変わらず、節税メリットだけが消えてしまいます。
青色申告の主なメリット:
- 最大65万円の青色申告特別控除(e-Taxで申告すれば自動適用)
- 赤字を翌年以降3年間繰り越せる
- 家族への給与(専従者給与)を経費にできる
- 30万円未満の備品を一括で経費計上できる(少額減価償却資産の特例)
白色申告のメリット(正直に言います):
- 事前申請が不要(いきなり申告できる)
- 単式簿記で記帳が若干シンプル
会計ソフトを使えば青色申告の複式簿記もほぼ自動で処理できるので、白色申告を選ぶ理由はほとんどないですよ。初年度から青色申告を選択することを強くおすすめします。
経費として計上できるものの一覧と仕訳のポイント
フリーランスが経費として計上できるものは、「事業に必要な支出」すべてです。ただし、プライベートとの按分(あんぶん)が必要なものもあります。
フリーランスが計上できる主な経費一覧:
- 通信費:スマホ・インターネット代(事業使用割合で按分)
- 家賃・光熱費:在宅ワークの場合、仕事スペースの割合で按分(例:6畳/60畳=10%)
- 書籍・学習費:スキルアップのための本・オンライン講座
- ソフトウェア・ツール費:会計ソフト・Adobe・Notion等のサブスク
- 交通費:クライアントとの打ち合わせ、取材への移動費
- 機器購入費:PC・カメラ・マイク等(10万円以上は減価償却が必要)
- 外注費:仕事の一部を他の人に発注した場合の報酬
- 接待交際費:クライアントとの食事代(全額ではなく事業性を示せるもの)
「これは経費になる?」と迷ったら、「この支出がなければ事業ができなかったか?」を基準に考えてみてください。すべてのレシートと領収書を日付・用途とともに保管しておくのが基本です。
確定申告書の作成から提出までの具体的な全手順
確定申告の作業は、会計ソフトで帳簿を管理していれば、実質的に数クリックで書類が完成します。ここでは流れを整理します。
Step1:帳簿の整理(1月〜)
1年間の収入・経費を会計ソフトに入力。レシートや領収書を整理して、仕訳が正しいか確認します。
Step2:申告書の作成(2月〜)
freee・マネーフォワードなどの会計ソフトなら、帳簿データをもとに確定申告書を自動生成できます。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使う方法もあります。
Step3:添付書類の準備
青色申告の場合、「損益計算書」と「貸借対照表」が必要です。会計ソフトなら自動で出力されます。
Step4:提出
e-Tax(マイナンバーカード+スマートフォンで完結)か、税務署の窓口・郵送で提出します。e-Taxなら24時間受け付けており、混雑する窓口に並ぶ必要がありません。
Step5:納税または還付の確認
e-Taxなら提出後3〜4週間で還付金が振り込まれます。納税の場合は3月15日までに支払います(振替納税を申請すると4月下旬まで延長可能)。
フリーランスの税金・お金の管理を完全マスター
消費税・住民税・所得税の仕組みと節税の基本
フリーランスが把握すべき税金は主に3種類です。それぞれの仕組みを理解しておくと、確定申告の時に慌てずに済みます。
所得税:年間の課税所得に対してかかる税金。超過累進課税なので所得が増えるほど税率が上がります(5%〜45%)。確定申告で金額が確定し、3月15日までに納付します。
住民税:前年の所得をもとに計算され、翌年6月から納付が始まります。フリーランス1年目に所得があると、2年目の6月に突然まとまった請求が来て驚く人が多いです。毎月少しずつ積み立てておくのが賢明です。
消費税:開業から2年間は原則免税。ただしインボイス登録をした場合は課税事業者となります。年収1,000万円を超えると強制的に課税事業者になります。
節税の基本3つ:
- 青色申告特別控除(最大65万円)を活用する
- 小規模企業共済(月最大7万円が全額所得控除)に加入する
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用する(掛け金が全額控除)
フリーランスが毎月やるべき帳簿管理の手順
帳簿管理は「毎月末に30分やる」習慣を作ることが大切です。確定申告直前に1年分をまとめてやろうとすると、地獄を見ることになります(経験者談)。
毎月の帳簿管理チェックリスト:
- 請求書を発行・保存する(発行日・金額・振込期日を記録)
- 入金確認をして収入として計上する
- 経費のレシート・領収書をスキャンまたは写真で保存する
- クレジットカード明細と帳簿の突き合わせをする
- 翌月の税金積立額を確認する(目安:所得の30%)
筆者の場合は、月末の土曜日に「帳簿DAY」を設けて、コーヒーを飲みながら30〜40分で終わらせています。毎月やっておくと、確定申告の作業が本当に楽になりますよ。
おすすめ会計ソフト比較|freee・マネーフォワード・弥生
フリーランスが会計ソフトなしで帳簿管理をするのは、2026年時点では「やらない方がいい」レベルで非効率です。銀行口座・クレジットカードと連携すれば、経費の仕訳が自動で行われます。
| ソフト名 | 月額料金 | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| freee会計 | 980円〜 | UIが直感的。初心者向けガイド充実 | 簿記知識ゼロの初心者 |
| マネーフォワードクラウド確定申告 | 1,280円〜 | 銀行・カード連携が優秀。自動仕訳率が高い | 複数口座・カードを使う人 |
| 弥生会計オンライン | 初年度無料〜 | 老舗の信頼性。サポートが手厚い | 電話サポートを使いたい人 |
筆者が使っているのはfreeeです。確定申告書の作成がほぼ自動で、e-Taxとの連携もスムーズなので、初年度から使って正解でした。月額980円は缶コーヒー約5本分。節税できる金額と比べれば、圧倒的にコスパがいいですよ。
フリーランスを始めようとする人を狙った詐欺が増えています。以下のパターンには絶対に近づかないようにしてください。
- 「初期費用が必要」:まともなフリーランス案件に初期費用は存在しません。教材購入を強制する案件は詐欺です
- 「月収100万円保証」:収入を保証するビジネスはありません。保証を謳う案件は99%怪しいです
- 「SNSでDM→LINEに誘導→高額塾」:副業コンサルを名乗るアカウントによる高額商法が横行しています
- 「未経験でも簡単に稼げる」:スキルが不要で稼げる仕事は、単価が極めて低いか詐欺です
公的なサービス(クラウドワークス・ランサーズ等)や、実績が確認できる企業との契約を基本にしましょう。
よくある質問(FAQ)|フリーランスの始め方・開業・確定申告
開業届を出さないとどうなる?罰則はあるの?
開業届を出さなくても、法律上の罰則はありません。ただし、開業届なしでは青色申告ができないため、最大65万円の控除を受けられなくなります。税金面で大きく損をするので、「出した方が得」というのが現実です。
また、開業届を出すと「失業給付(雇用保険)が受けられなくなる」という点も知っておいてください。会社を退職直後に開業届を出すと、失業給付の受給資格を失います。失業給付を受け取りたい場合は、給付期間終了後に開業届を提出しましょう。
フリーランス1年目の確定申告で失敗しないポイントは?
1年目に最も多い失敗が「税金の積み立てを忘れていた」です。会社員時代は給与から自動的に税金が引かれていましたが、フリーランスは自分で積み立てる必要があります。
1年目の確定申告を乗り越えるための3つのポイント:
- 収入が入ったら即座に30%を税金用の口座に移す習慣をつける
- 6月頃に届く住民税の納付書に驚かないよう、前年所得の10%を別途積み立てておく
- 2月末〜3月の繁忙期に税務署窓口に駆け込まず、1月からe-Taxで早めに申告する
正直、1年目は「よくわからないまま終わった」という人が多いです。それでも提出すること自体が大切で、間違いがあれば修正申告ができます。完璧主義にならず、まず提出することを最優先にしてください。
副業フリーランスと専業フリーランスで手続きは変わる?
開業届の手続き自体は同じです。大きく変わるのは確定申告と社会保険の扱いです。
副業フリーランス(会社員として在籍中)の場合:
- 副業所得が年20万円を超えたら確定申告が必要
- 社会保険は会社の健康保険・厚生年金のままでOK(変更不要)
- 住民税を「普通徴収」にすることで、副業収入が会社にバレるリスクを下げられる
専業フリーランスの場合:
- 年間所得48万円超から確定申告が必要
- 国民健康保険・国民年金への切り替えが必要
- 住民税の納付は自分で行う(普通徴収)
副業フリーランスで特に重要なのが「住民税の普通徴収」への切り替えです。確定申告書の住民税欄で「自分で納付(普通徴収)」を選択すると、副業分の住民税が会社に通知されなくなります。会社にバレたくない場合は必ずこの設定をしてください。
- 住民税の普通徴収を選択:確定申告書の「住民税に関する事項」で「自分で納付」を選ぶ
- SNSは匿名または別アカウントで:本名・顔写真・会社名がわかる情報は出さない
- 会社の就業規則を確認:副業禁止規定がある会社では、違反リスクを理解した上で判断する
- 屋号は本名と関係ない名前にする:検索されても個人が特定されにくい屋号にする
月収の現実的な期待値はどれくらい?
フリーランスの収入は職種・スキル・営業力で大きく変わります。ただし、多くの現役フリーランスへのヒアリングをもとにした「現実的な数字」をお伝えします。
| 時期 | 目安月収 | この時期にやること |
|---|---|---|
| 開始〜1ヶ月目 | 0〜3万円 | 環境構築・最初の案件受注・実績作り |
| 2〜3ヶ月目 | 3〜10万円 | 継続案件の獲得・ポートフォリオ充実 |
| 4〜6ヶ月目 | 10〜25万円 | 単価交渉・直接契約への移行 |
| 1年目終了時 | 20〜50万円 | 専門特化・SNS発信・紹介経由の案件 |
ぶっちゃけ、最初の3ヶ月はほとんど稼げないと思って準備する方が現実的です。「3ヶ月で月20万」という甘い広告を見て始めると、挫折しやすくなります。半年〜1年のスパンで計画を立ててください。
よくある失敗パターンと対策は?
フリーランス初心者が陥りやすい失敗を、対策とセットでご紹介します。
- 失敗①:単価が安すぎて時間当たりの収入が最低賃金以下になる
→ 対策:時給換算で計算する習慣をつける。時給1,500円以下の案件は断る判断基準を持つ - 失敗②:クライアントに依存しすぎて1社切られたら収入ゼロになる
→ 対策:常に3〜4社の取引先を並行して持つ。1社から70%以上の収入を得る状態を避ける - 失敗③:納期を守れずクライアントとの信頼関係が壊れる
→ 対策:受注時に「余裕を持った納期」を設定する。詰め込みすぎない受注管理をする - 失敗④:税金の積み立てを忘れて確定申告時に払えない
→ 対策:収入の30%を税金専用口座に自動振替設定する - 失敗⑤:スキルアップをやめて市場価値が下がる
→ 対策:売上の5〜10%を学習費用に再投資する。毎月1冊は専門書を読む
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まとめ|フリーランス完全ガイドの全手順をおさらい
開業から確定申告まで全手順のチェックリスト
- フリーランス開業には「開業届+青色申告承認申請書」をセットで提出するのが基本。e-Taxなら40分で完了する
- 会社退職後は14日以内に国民健康保険・国民年金の切り替えが必要。健康保険は3つの選択肢を比較して選ぶ
- 最初の案件獲得はクラウドソーシングが最短ルート。実績を積んだらSNS・ポートフォリオ・直接契約に移行する
- 確定申告は青色申告一択。会計ソフト(freee・マネーフォワード等)を使えば初心者でも問題なく対応できる
- 収入の30%を税金用に毎月積み立てる習慣が、フリーランス1年目を乗り越える最重要ポイント
- 副業フリーランスは確定申告時に「普通徴収」を選択することで、会社への住民税通知リスクを下げられる
フリーランスとして長く活躍するために大切なこと
フリーランスを長く続けられる人と、1〜2年で挫折する人の差はたった1つです。それは「自己投資を止めないこと」です。
市場は変わり続けます。3年前に需要があったスキルが、今は過剰供給になっているケースも珍しくありません。常に学び続け、自分の市場価値を更新していく人だけが、フリーランスとして長く活躍できます。
手続きの不安は、この記事を読んだあなたにはもう必要ありません。今日からできる第一歩は、e-Taxで開業届を提出すること。それだけです。
フリーランスの世界は、動いた人だけに道が開けます。一緒に踏み出しましょう。
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